東海道

真夏で余りにも熱いので中断していた東海道踏破を再開した。昼から仕事を休んでJRの普通列車を3本乗り継いで島田駅に到着した。
今年2月以来である。ラクーネという妙な名前のホテルに泊まった、もちろん夜は部屋呑みである。
翌朝5時前にホテルを出て駅前コンビニで買ったおにぎりを始発電車を待つホームで食す。
一駅だけ電車に乗って金谷駅。今回はここから。峠越えなので無理せず徒歩、最近復元した、という石畳の道は風情があるのか無いのか微妙なものだが、歩きにくいことは確かである。牧ノ原台地の一画、小夜の中山という峠越え、急坂がいくつかあって、
確かにきつい。歩くのもしんどいのに走るなんて無理。
峠の頂上のお寺から走りだし、一気に日坂まで下る。ここからは国道と旧道を交互に走る感じ。
峠越えしたせいか足の疲労感は大きい。が、基本的に下り坂が多いのでゆっくり走ることにする。掛川市街地に入り「7曲り」はこちら、という看板に釣られてその道を走ったが、最初の看板以降、何も案内が無いので、適当に掛川城の方に走ってほどなく到着。
ここで小休止ついでにセルフ写真を撮ってからまた走りだす。10年くらい前に家族でキャンプに来た時に城には行ってるしなあ、余り印象無いけど。
袋井までの道は単調だが、松並木があるのにはちょっと嬉しかった。残り5kmくらいが感覚的に一番きつい、気温はじりじり上がってくるし足はだるいし、水を補給したいが自販機も無い。
が、残り2kmを切るともう勝ったようなもんで余裕が出てくる。袋井駅北方の公園で今回は終了。金谷から約4時間、だいたい25kmくらいだろうか。
ここで着替えて水タオルで汗を拭いて15分ほどで身支度終えて駅に歩きだす。
電車が来るまで約10分、駅前コンビニでビールを買ってホームの端っこで一気に飲む。本当は、ゆっくり座って飲みたいんだけどね。
荷物を取りにいったん島田駅まで戻り、またUターン。途中、浜松駅で降りて昼飯代わりにコンビニで買ったビールと唐揚げを駅前ビルの隅で食す、今度はゆっくりとね。
土産を買ってまたビールをホームで呑んでようやく家に帰るべく、行きと同様普通列車に乗ったのであった。
東海道踏破は連続したルートで進捗していないので、次回は袋井からではなく、いよいよ箱根越えに挑むことになりそうである。