紋次郎

物欲は一気に来る。木枯らし紋次郎のDVDセット、バイクのU字ロック、西岸良平さん、吾妻ひでおさんの漫画に次いで、ポータブルHDD、内蔵HDD、ネクサス7用ケーブル等々。
次にアシックスのニューヨークGT2000予備の購入、おでこ用汗ふき小タオル、ランパン等々のラン用グッズ。
わずかながらも夏のボーナスが出た時期でもあるし、ま、いっか。一番高額であったDVDについても妻は容認したしね。生きているうちにやりたい事をやらなくては。
で、くだらないテレビ番組が多いので、ここ3日ほどパソコンでMP4化した木枯らし紋次郎を観ている。
ずいぶん久しぶりに観ると、中村敦夫扮する紋次郎は想像以上によく喋っている。原作の小説ではかなり寡黙な設定なのだが、そこはテレビドラマなので、 それ向けに加工したのだろうが、原作との違和感は感じる。もっとも、ドラマ開始直後の作品なので、今後、「寡黙な紋次郎」に徐々にシフトしていく可能性はあるし、まだ、紋次郎も歳が若い設定なのかもしれないしね。 
そんな違和感を持ちつつも、やはり面白い。昭和40年代後半の高度成長期の失速が見え始めた頃の閉塞感を感じるような気がするが、どんなもんだろうか。
まあ、紋次郎に対する感想、評価は多々あるので書きだすとキリが無い。
しかしこれだけの画質でまた紋次郎のドラマを観ることが出来る、こうゆう技術の発達したことだけは良い時代になったのだなあ、と思う。 

と、言いつつ今宵も紋次郎のDVDを観ているのであった。焼酎が旨い。