あの話

都議会のヤジ問題、だんだんエスカレートしてきたな、ネットの影響は計り知れないものがあるぞ。 最初は大したことは無い、と高を括っていた自民党議員ども、ここまできたら誰かを人身御供に捧げないと落ちどころが無くなるわい。
「ヤジ」自体、品格の無い、大変お行儀の悪いものである、という意識がほとんど無い人達、困ったもんだ。
最近、成人式とか入学式とかのセレモニーで出席者である若者や母親たちが主賓来賓が話している中で堂々と私語を交わし合っているらしいのだが、 それと同等以上の劣悪な行為ということに気づかないのか、気付いていないふりをしているのか。
いくら投票率が低くとも卑しくも国民都民市民の代表である議員達の意識が低すぎては庶民に対して何も言えぬよなあ。
ヤジの内容が問題ではなく、ヤジという行為そのものを見直すべきだと思うのだが、テレビでそう言ってた人はお笑いタレントであった。
肩書きが評論家、といった人達は女性差別とか人権とか難しいことをいう人が多いが、 人が質問している時はちゃんと聞かなくちゃダメ、という最も基本的なことが一番の問題なんだけどなあ、違うか。
ということろで、もうしばらくはこの話題、楽しめるかも知れない。いや、楽しませてほしいものだ、うけけけ。 

って書いた日の夕方に都議員が本人に謝ったニュースが報じられた。つまらん。ネタは新鮮に限る。

でも、謝っただけで済まそう、という魂胆は見え見え。ヤジそのものを何とかする、という姿勢は今のところ見られない。本質的には何も変わらないんだぞ、このままでは。また歴史は繰り返すのだよ、むふふふ。