東海道の続き

有給休暇を取って東海道の続き。平日と同じ朝5時半の始発電車に乗っていつもと違う駅で降り、乗換乗換。関西本線井田川駅に降り立ったのは7時半前。

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この季節は装備が楽。上下を脱いで軽くウォーミングアップしてから走行開始。泊まり分の荷物を背負っているので5kgぐらいかな、念の為キネシオテープを両方の太腿に、ワコールCR-Xセミロングタイツを装着。ゆったり目に淡々と走り亀山城で小休止。

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このルートは東海道でもたぶん人気のあるコースなので標識は完璧だ。で、まもなく関宿、町並みはさすがだけれども、特に興味は無い、というか、かなり見飽きているのもある。なので中心部を一気に通過して地蔵院の前で小休止、アミノバイタルを飲む。観光客もちらほらいる、まだ9時半である。

ここからは覚悟していた上り坂の連続。国道1号線と離合しつつひたすら登っていく。途中数回立ち止まり息を整えつつ坂下に到着。自動販売機でアクエリアス購入。東海道歩きの人しかおそらく利用しないであろうが、貴重な自販機である。

走り始めて5分ほどで鳥居がある、片山神社の入口。坂が急傾斜になってきたので歩行に切り替え、階段を登る、結構キツイが、10分もたたずに一気に平地になる。ここが鈴鹿峠か。

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峠あたりでおにぎりでも食おうかと思っていたのだが、座る場所も無いし陰気っぽいのでもう少し歩く。数分でトイレのあるちょっとした広場があった。ハイキングや東海道歩行者のために整備されたのだろう、トイレは助かるよね。

おにぎり1個食べてから下り坂、長く緩い坂を国道1号船と離合しつつ走る。途中の小公園でタイツを脱いでランパンに、これでだいぶん涼しくなった、11時半。

しばらくすると道の駅、あいの土山到着、水補給して早々に再走行。自動車で楽している観光客の中だと浮いているからな。特徴のない町並みをゆっくりと走る、単調。12時を回りいよいよ気温が上がってきた。途中、ちょっと妙なシェルター付きの橋を渡ったくらいで、単調なコース。

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この辺から足の指か攣るようになり、心臓がバクバクしてきた。大野西交差点でついに歩行に切り替え。足も痛いがそれが原因ではなく、何となくガス欠状態、かつて2度ほど経験したような気がする。水口町に入って国道にコンビニを発見した時点で完全に走行を断念。法善寺で着替えてコンビニでビール買って駐車場で飲む。歩き出す、今宵の宿、水口は目前なのだから慌てることはない。1時間ちょい歩いて水口宿に突入。土山よりは宿場の痕跡が濃い。

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下校している小学生から「ただいま」と挨拶されつい、「こんちは」と言ってしまった。正しくは「お帰りなさい」だったなあ、次からそうしようと思っていたら小学生から挨拶されることは無かった。ちょっとムラのある水口の小学生である。

水口城址に14時半到着、が、向かいの水口高校のグランドになっていて着替えとか昼寝とか出来る場所は全くない。そのうち下校してきた男子高校生に「こんにちは!」と次々に挨拶される。ずっと挨拶を返すのも面倒なので早々に引き上げる、女子高生も大勢いたのだが誰も挨拶してくれなかったな。今日はここで終了。水口のホテルニューミフクに素泊まり。5500円にしてはまず良いホテルであった。翌日は筋肉痛のため走るのを止めて近江鉄道に乗って多賀大社とかに行って今回の遠征はオシマイ。次回は水口から街道走りをすることになるのであった。